お洒落ってなんだろう?

ファッションの仕事に携わってから十数年経つ今でも、ふと考えたりします。

お洒落ってなんだろう?

なぜ人はお洒落をするのか?・・・と。

Kaneai

CSJ用語で言うところの『Kaneai』

 

私の考えを簡潔に言わせていただくと、『自分のテンションを上げるため』この一言に尽きると思うのです。

だって、ユ○クロも好きだけれど、もしユ○クロしか着ちゃいけません条例ができたとしたら、テンションだだ下がりですもの。(私の場合です)

しかしながら、お洒落によるテンションの上げ方は様々で・・・

例えば、わかりやすく今世間で流行っているブランドがあるとします。

それが本当に自分に似合っているのかはさておいて、これを身につけることで他人からお洒落な人だと思われたい

それもファッションのカタチですし、実は日本人の多くはこちらのタイプではないかと思ったりしております。

それが一概に悪いとかではなく、私自身もそういうところが全くないといったら嘘になりますし、人は皆人気ブランドの力を借りて自信が欲しいし、他人からのイイネが欲しい!

 

ただ、そういった皆が追い求めるモノに興味を示さず、逆に沢山の人が身につければ身につけるほど、テンションを下げる人たちも存在します。

もう10年程前の話なのですが、私が当時勤めていたセレクトショップでは、色々とマニアックなブランドも展開していました。

その中に、Gというブランドがありまして・・・派手な刺繍やスタッズが施されたヴィンテージ感溢れる(薄汚れた)パーカーが、18万円とかするわけです。

「・・・誰が買うねん!!」と。当時20歳そこそこであった私も、販売する立場でありながらそう思いました。

同じ18万円でも、モン○レールのダウンジャケットは当時から人気でよく売れていて、買われる方の気持ちもわかりました。

しかし、このパーカーに18万円を出す人は・・・もはや変態ではないのか?

ただ、どんな人なのかものすごく気になる・・・あわよくばお友達になりたい。笑

そういうモノ選びをする方の生き方に、興味と同時に猛烈な憧れを抱いたわけです。

それが世間的にイケているとかイケていないとか、もはやそういう基準ではなく・・・いかに自分らしいか。

『これはきっと、他の誰でもなく、自分のために作られたんだ』

そんなオーラを纏ったモノとの出会いは、いつの時代も私たちをゾクゾクと興奮させます。

いくらファストファッションが主流になろうが、その感動は何ものにも変え難いのです。

さて、後者タイプの方々のテンションを上げるモノ・・・頑張って集めねば。

ご本人の希望により掲載

ご本人の熱望により掲載

 

YUKIKO